時化の時ほど釣果が上がるというマグロ漁
激しい沖に出ると、波の高さが2メートル以上ある。
まるで2階以上の高さからストンと落ちるような・・・
想像するだけで船酔いしそうですね。
そんな厳しい荒波で命をかけてマグロの
1本釣りに挑む男たち。
テレビでもおなじみのシーンだが、実はマグロの漁法で
1本釣りの割合は1%前後。
それではマグロの漁法はどのようになっているのか
マグロならではの特別の漁法があるので紹介したい。
●延縄漁法
はえなわと読みますが、マグロの漁法では最も一般的です。
どういう漁法かというと、ブイかガラス玉を付けた幹縄に
釣り糸のついた枝縄をつるして海に流してマグロを捕獲
するというものです。
驚くのはそのスケールの大きさです。
遠洋では約150キロにわたって延縄を流し、約3,000本
の釣り糸をたらすそうです。餌はマグロの大好物のさばやいか。
150キロって東京から軽井沢までの長さです。
これほどの作業ですから20人の船員が12時間以上かけて
投縄するそうです。餌の食い付を見計らって縄を巻き取るそう
ですが、全部で20時間以上の作業に及ぶそうです。マグロ
漁って昔から怖いイメージがありましたが、本当に大変な作業
なのですね。
それで3000本の餌を流してどのぐらいつれると思いますか?
わずか5尾程度で良しとしないといけないそうです。
本当に大変な作業ですね
●巻き網漁法
この漁法は、問題点を色々指摘されており、先程の延縄に
比べて割合が少ない漁法です。
魚群の周りを網で取り囲み徐々に狭めて一網打尽にする
やり方です。5隻ほどの船で囲むそうですが、この漁法だと
マグロを傷つけやすく身質の劣化が激しいということと乱獲
につながることから色々と問題点が指摘されている漁法です。
●一本釣り漁法
これは皆さんよくご存知ですね。海の男がマグロと格闘する
シーンをテレビでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
針の先に生きたいかを付けて、かかったら、巻き上機と
手で引いて、100キロ以上もある本マグロ釣り上げる。
1時間から2時間の格闘のあと最後に銛でえらの部分を刺す。
えらの部分を指すのは大事なマグロの魚体を傷付けないため
です。それはそうですよね、おなかの一番大事なトロに傷が
ついたら台無しですよね。